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2022年05月15日に栃木県足利にある銅親水公園から中倉山・沢入山に登ってきました。ここは栃木百名山に選ばれていませんが、行ってみたら非常に気持ちの良いルートでした。何故選ばれなかったのか不思議なレベルです。自分はGoogleマップで登山道を探していたらたまたま評価が良かったこのルートを見つけました
距離はそこそこあるので体力は必要ですが、自信を持っておすすめできるルートです
中倉山・沢入山の紹介
中倉山
- 所在県:栃木県日光市 足尾エリア
- 標高:1,530m
沢入山
- 所在県:栃木県
- 標高:1,704m
中倉山 沢入山アクセス
利用した登山口
銅親水公園〜中倉山〜沢入山
距離:15.5km
標高差:985m(最高標高1,685mー最低標高727m)※GPS
累積獲得標高:1,045m※GPS
利用した駐車場
【栃木県 足尾銅山 銅親水公園 駐車場情報】
・駐車台数:20台程度
・駐車料金:無料
・トイレ:簡易トイレ有り
登山記録
2022年05月15日に登頂しました
中倉山 足尾銅山 銅親水公園〜中倉山 登山口入り口
スタートは銅親水公園です。銅は「あかがね」と読むんですね。
看板の振り仮名を見て初めて知りました
駐車場はキャパが20台ほどの無料駐車場となっていますが、
人気のルートのようで、朝6時すぎに着いてギリギリ停められました
駐車場近くから人工滝が見えます
始めは舗装路歩きとなります
登山口までのルートは、こちらの車両通行止めの向こう側に続いています
少し歩くと小さな橋があるので、こちらを渡ります
川は綺麗なかなか綺麗でした
さらに進むと二つ目の橋が現れます
水の透明度がハンパないです
橋を渡ると植林場に出ました
地元の学生とタイアップして植樹をしているようです
ここをドンつき左折します。ここからは真っ直ぐ林道歩きになります
あまり花の名前はわかりませんが、山ツツジでしょうか?
今日は花も期待できそうです
ここは右側のルートを真っ直ぐ進みます
砂利道から山の林道っぽくなってきました
少しずつ標高を上げながら、ひたすら真っ直ぐ進んでいきます
中倉山登山口 入り口に到着です
林道の右側に現れました。普通に気付くと思いますが、看板と動物の骨らしきアイテムが目印です
ここまで2〜3km(50分程)歩いてきましたが、ようやく登山道が始まります
中倉山 中倉山 登山口入り口〜中倉山 山頂
中倉山の登山道に入ってからは、結構急登が続きます
春ということもあり、新緑が気持ち良くいい雰囲気でした
程よく木漏れ日も入ってくるため、比較的明るい道を歩くことができます
あまり多くはありませんでしたが、所々花が咲いていました
写真を撮りながら息を整えます。丁度良い休憩です
急斜面はまだまだ続きます
きついですが、危険を感じるような箇所はほとんどありませんでした
ようやく尾根の取り付きと思われる所に到着しました
ここを右に曲がります
それにしても、ここまではなかなかの急登でした
尾根を進んでいきます
先ほどよりも、さらに明るくなってきました
そろそろ展望が見たいな・・・
途中、少し開けたところで本日の目的地の一つ、孤高のブナと思われる木が見えました
左側に見える山は沢入山でしょうか
反対側はこんな感じ。こちらはスタート地点方面です
このルートには味のある枯れ木が数多くありました
自然の造形が素晴らしいです
だいぶ標高も上げてきました
景色も開けて、遠くに百名山である男体山が見えてきました
ここからの景観は期待できそうです
山頂が近づいている雰囲気がしています
天気も良く、テンションが上がります♪
男体山の手前の山脈は、半月山かな?
見えませんが、この奥には中禅寺湖があるはずです
ついに中倉山の山頂が見えてきました
雄大な景色が広がっています!
振り返っても、素晴らしい景色!
中倉山 山頂に到着です
中倉山 山頂〜沢入山 山頂
久々の本格登山ということもあり、ここまででかなり体力を消耗しています
ただ、景色がいいので気力は充実!
沢入山を目指して先に進みます
こういう稜線を歩くルートは大好物です
シルエットが絵になりますね〜
孤高のブナです
特に看板があるわけでもないので、知らなかったら素通りしてしまいそう
二枚目の写真はピンボケしてますね。。。
松木渓谷方面でしょうか
日本のグランドキャニオンと呼ばれているとか
中倉山〜沢入山のルートは、途中ガレ場があるので落石や滑落注意です
危険というほどのルートでは無いですが、油断しない方がいいですね
振り返って
周りが開けているので、1,500mそこそこの山という感じがしません
2,000m〜3,000m級の山を歩いている気分に浸れます
中倉山〜沢入山までのルートは稜線を歩くのですが、意外とアップダウンがあります
正面に見えるのが沢入山だと思っていたのですが、どうやらその手前にある波平ピークだったようです
振り返っても相変わらず素晴らしい景色
疲れた体に鞭を打って登っていく
この辺は落石注意です。周りに人がいないか確認しながら登ります
これが波平ピークの由来、、、波平さんのように一本だけ生えた木が哀愁をそそります
その奥に見える雪の被った山はどこだろう?
雪山は白根山っぽいですね
波平ピークを沢入山だと思っていたのですが、残念ながらニセ沢入だったのでさらに進みます
沢入山の奥に見えるのは、庚申山や皇海山方面だと思います
いつか彼方まで縦走してみたいです
途中 小さなお花ゾーンが現れました
花を見ながら進んでいるうちに、沢入山に到着しました
この先もそそられるルートが続いていますが、今日はここで折り返します
この足尾エリアは山深くて魅力的なエリアだと、改めて感じました
中倉山 沢入山 山頂休憩〜下山
歩きっぱなしだったので、沢入山山頂で休憩です
いつも使っているバーナーはプリムスP-153です
軽くてコンパクトだし着火装置一体型なので便利です
丁度座りやすい倒木があったのでここに陣取ります
本日のザックはMONTANE(モンテイン)のUltra tour40ℓです
軽くて使い勝手が良いのでこちらもお気に入りです
ただ、背面パッドが柔らかいためザックの形が崩れやすいのが不満点です
この日はチキンラーメンで手抜きご飯。でも最高!
いつの日かこの先を縦走踏破することを心に誓ってから、下山に向かいます
こんな吹きっさらしの稜線で、みんなたくましく生きていることに感動します
厳しい環境の中で生まれた様々な造形も、非常に魅力的に感じます
気分良く写真を撮りながら歩いていたら、あっという間に中倉山まで戻ってきました
下山は行きと違うルートで、松木渓谷寄りのルートで下山してみます
なかなかの迫力です
徐々に視界がなくなり、林の中へ入っていきました
朝よりも光が林の中を明るく照らし、爽やかな春山を満喫できました
そして中倉山 登山口入り口まで戻ってきました
まったりと林道を歩いていきます
途中で猿を発見
駐車場はいっぱいで、路肩まで車が溢れていました
おまけ
足尾銅山 銅親水公園〜中倉山〜波平ピーク〜沢入山〜まで往復してきました
栃木百名山ですら無いこのルートですが、非常におすすめできるルートだと思いました
Googleマップで偶然見つけたルートでしたが、まだまだ良い山は日本全国たくさん埋もれていそうですね。今後Googleマップでの登山道探しにハマりそうです
Sky Hiker
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