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2016年8月に日本百名山である南アルプスの甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳、鳳凰三山地蔵岳を縦走してきました
今回はテント泊での縦走です
今まで甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳に登頂してきました
縦走五日目となる今日は、鳳凰三山地蔵岳を登ります
広河原山荘からスタートし、地蔵岳登頂後は鳳凰小屋でテント泊です
鳳凰三山地蔵岳の紹介
基本スペック
- 所在県:山梨県
- 標高:2,840m
- 日本百名山第79座
深田久弥 百名山からの引用
鳳凰山とは、現在では、地蔵岳、観音岳、薬師岳の三峰の総称になっている。地蔵岳の絶頂に、二個の巨石が相抱くように突っ立っている。個人はこれを大日如来に擬して尊崇したところから、法皇山の名が生じたと言われている。その後徳川時代の中期から地蔵仏の信仰が盛んになって、この巨石も形が似ているので地蔵仏と呼ばれるようになった
地蔵仏は高さ約十八米、極めて印象的なオベリスクで、甲府盆地からでもよく注意すると認めることができる。それは、鳳凰山のシンボルのように立っている
鳳凰三山地蔵岳 アクセス
利用した登山口
広河原山荘スタート(広河原コース)
距離:**km
標準コースタイム:**時間**分
標高差:*,***m(最高標高*,***mー最低標高***m)
累積獲得標高:*,***m
宿泊利用場所
広河原山荘 テント場
前日に北岳、間ノ岳を登った後、広河原山荘にテント泊で泊まりました
登山記録
2016年08月15日に登頂しました
この日は、まず広河原山荘から出発して白凰峠経由で地蔵岳に登頂しました
地蔵岳登頂後は、地蔵岳から少し下ったところにある鳳凰小屋のテン場でテント泊です
鳳凰三山地蔵岳 広河原〜白凰峠
朝6時 二日間お世話になった広河原山荘を出発。
少しガスが出ているのが気になるが、天気は悪くなさそうだ
道路の途中から白凰峠方面の登山道に分け入っていく
道端の花たちが朝露に濡れていつもにも増して綺麗に見える
前半は林の中を進んで行く
五日目ということもあり、疲労感が襲ってきます
さらに進んでいくと、林を抜けて開けてきた
周りの山も顔を出すようになってきた
ゴロ石ゾーンに本格的に突入します
かなり標高を上げてきました
正面に見えるのは北岳かな?
ちょっと目を離していたら、あっという間に霧に覆われてしまいました
案内板のあるゴロ石場で小休憩
その後、マーカーをよく確認しながら進みます
周りが全て石だと方向感覚がわからなくなりますね
ガンガン進むと徐々に林が近づいてきます
無事に白凰峠に到着。
鳳凰三山地蔵岳 白凰峠〜高嶺〜地蔵岳
霧に包まれる中、まずは高嶺を目指します
あそこが高嶺かな
最後の一踏ん張り
高嶺 到着。
鳳凰三山地蔵岳 高嶺〜地蔵岳〜鳳凰小屋
地蔵岳に向けて先に進みます
白い岩肌が見えてきました
地蔵岳方面に進みます
念願のオベリスクが見えてきました
オベリスクの麓に広がる賽の河原です
山頂の方に近づいていきます
2つにぱっくり割れています
山頂も見たので下っていきます
ガスが晴れるのを待って写真を撮っておきます
これが限界でした
本当は薬師岳や観音岳にも行きたかったのですが、時間・体力・天気を総合的に考え
今回は断念しました
鳳凰小屋に到着
鳳凰小屋の前には綺麗な花畑が広がっていました
今日はここに泊まります
夕方からは、この旅で初めての雨が降ってきました
鳳凰三山地蔵岳 鳳凰小屋〜下山
最終日 六日目は鳳凰小屋からスタートです
前日の雨で弱冠 道がぬかるんでいますが、問題ありませんでした
雨は降っていないものの、重い雲が上空にあります
この鳳凰小屋〜御座石温泉ルートは、なかなか雰囲気のいい登山道でした
原始の森という感じです
途中にある燕頭山で一休み
さらに下っていきます
無事に御座石温泉に到着しました
バスが来るまで時間があったので、写真奥にある旅館でお風呂に入りました
長衛小屋以来4日ぶりのお風呂だったのでサイコーでした
この後韮崎駅までバスで出た後に、タクシーに乗ってスタート地点の白州尾白まで戻りました
おまけ
ちなみに私が使用したザックはバス停下に立てかけてあるホグロフスSUMOです
これで無事5泊6日の南アルプス縦走 完了です
登った主な山は、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳、鳳凰山(地蔵岳)です
本当はもう少し時間があれば、鳳凰三山の他の山(薬師岳)も行きたかったし、
農鳥山や塩見岳にも立ち寄りたかったという思いはあります
まあでも、天気にも恵まれて怪我をせず無事に帰って来れたので良しとしましょう
また南アルプスに期待と思わせてくれる山行でした
Sky Hiker

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