登山ブログを運営しているSky Hikerです
2016年8月に日本百名山である南アルプスの甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳、鳳凰三山地蔵岳を縦走してきました
今回はテント泊での縦走です
テント泊での縦走は2013年の北アルプス以来3年ぶりです
天気にも恵まれて、楽しい山行となりました
まずは1日目と2日目の甲斐駒ケ岳登山を紹介します
甲斐駒ケ岳の紹介
基本スペック
- 所在県:長野県
- 標高:2,967m
- 日本百名山第77座
深田久弥 百名山からの引用
日本アルプスで一番代表的なピラミッドは、と問われたら、私は真っ先にこの駒ケ岳をあげよう。その金字塔の本領は、八ヶ岳や霧ヶ峰や北アルプスから望んだ時、いよいよ発揮される。南アルプスの巨峰群が重畳している中に、この端正な三角錐はその仲間から少し離れて、はなはだ個性的な姿勢で立っている。まさしく毅然という形容に値する威と品を備えた山容である。
日本アルプスで一番奇麗な頂上は、と訊かれても、やはり私は甲斐駒をあげよう。眺望の豊かなことは言うまでもないとして、花崗岩の白砂を敷き詰めた頂上の美しさを推したいのである。
甲斐駒ケ岳は名峰である。もし日本の十名山を選べと言われたとしても、私はこの山を落とさないだろう。
甲斐駒ケ岳 アクセス
利用した登山口
白州尾白渓谷(甲斐駒ケ岳神社)
距離:**km
標準コースタイム:**時間**分
標高差:*,***m(最高標高*,***mー最低標高***m)
累積獲得標高:*,***m
登山記録
2016年08月11日〜12日に登頂しました
5泊6日の縦走のため、充電の関係でGPSログは取れませんでした
これも今後の課題ですね
甲斐駒ケ岳 白州尾白渓谷(甲斐駒ケ岳神社)〜七丈小屋テン場
白州尾白渓谷のすぐそばにある甲斐駒ケ岳神社からスタートします
今回は南アルプス(半分)縦走するため、テントを担いで登ります
初日は甲斐駒ケ岳山頂まで行かず、途中の七丈小屋でテント泊です
流石に8月なのでスタート付近は蒸し暑くかなり体力を削られていきました
登山道は歩きやすいですが、勾配はそこそこあります
笹の平分岐点到着です
他のルートと合流します。ここから駒ケ岳山頂は7時間かかるようです
甲斐駒ケ岳山頂を超えて次のテント場までも距離があるので、
こちらのルートから登る場合は、ほぼ七丈小屋で一泊となると思います
白い岩肌は甲斐駒ケ岳に来ていることを意識させてくれます
この日はかなりガスが強めでした。
信仰の山だからか、神社的なモニュメントは至る所にあります
かなり踏み固められた登山道です
いい雰囲気で気分はいいですが、体力的にはかなりくるルートですね
テント場に到着。
七丈小屋の受付はテン場から5分〜10分離れています
(テン場は受付から山頂方面に向かう途中にあります)
先に受付をしたのですが、テン場の場所がわからずに聞きに戻ったら、何故かエライ怒られました
一応事前に確認してから受付することをお勧めします
私のテントは濃いグリーンのヒルバーグのSouloです
洗濯物を掛けまくっていて、お恥ずかしい。。。
景色を眺めながら体力回復に努め、明日からの連戦に備えます
甲斐駒ケ岳 七丈小屋〜甲斐駒ケ岳山頂
朝、テントサイトからの眺め
今日は天気が良さそうです
遠くに見えるのは富士山と鳳凰三山地蔵岳かな
雲海と朝焼けがいい感じです
しばらく歩くと、朝日も落ち着き空も青くなってきました
今日は最高の天気になりそうです
こちらは八ヶ岳
雲海とその上の澄んだ世界の対比に惹き込まれます
鳳凰三山 地蔵岳のオベリスクがこんな遠くからもわかります
甲斐駒ケ岳方面も徐々に白い岩肌が見えるようになってきました
快晴です
北岳と間ノ岳が見えるようになってきました
富士山、鳳凰三山地蔵岳、北岳、間ノ岳が揃い踏みです
贅沢な景色を堪能します
途中急な岩場を超える箇所が数箇所あり、テントを担いでいたため荷物が重く
かなり手こずりました
こちらは仙丈ケ岳かな。
甲斐駒ケ岳特有の白い岩肌も増えてきました
甲斐駒ケ岳 山頂到着。
甲斐駒ケ岳 山頂〜摩利支天
甲斐駒ケ岳の山頂で景色を堪能してから、近くの摩利支天に向かいます
正面奥に見えるのは仙丈ケ岳です
明日登る予定の山になります
仙丈ケ岳と向かい合う北岳と間ノ岳
こちらも先ほどの富士山、地蔵岳との集合写真同様に贅沢な顔ぶれです
全部載せのパノラマ撮影成功!
富士山、鳳凰山、北岳、間ノ岳、仙丈ケ岳です
八ヶ岳
何度も振り返って見てしまいます
甲斐駒ケ岳に向かってきている人が小さいですね
この景色のスケール感が伝わるでしょうか
景色を堪能できたので、次は摩利支天に向かいます
摩利支天は登ってきた方向とは反対側の北沢峠側に少し降りてトラバースすると辿り着けます
それにしても、甲斐駒ケ岳は本当に白い山肌でした
この日はド晴天で日差しが強かったこともあり、白い山肌は目が痛くなるほどに眩しかったです
摩利支天到着です
摩利支天に到着。
甲斐駒ケ岳 摩利支天〜長衛小屋 テント場
摩利支天で小休憩の後、北沢峠に向かって降りていきます
北沢峠まではいくつかの峰や山を越えながら下っていきます
北沢峠は広河原からのバスの発着場となっていて少し栄えています
二日目は北沢峠にある長衛小屋のテン場に泊まります
甲斐駒ケ岳のお姿です
外から眺めても美しいですね
右側のもっこりは摩利支天です
長衛小屋到着。
かなり早めに着いたのですが、ビール飲んだりシャワー浴びたりして
さらに昼寝をした後に写真を撮ったので、かなり暗い時間帯の絵になってしまいました
そうそう、この長衛小屋はシャワーを浴びることができます(有料です。要予約)
長旅には助かりますね
お盆休み中ということもあり、この混みようです
自分はこの先の奥まった所にテントを張れたため、
もう少しゆったりとスペースを確保できました
おまけ
初日・二日目ともに天候に恵まれて、最高の景色を堪能できました
それにしても、このコースはかなりタフでした
三日目は長衛小屋から仙丈ケ岳を往復します
次回に続きます
Sky Hiker


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