登山ブログを運営しているSky Hikerです
百名山最北端にある利尻岳は、百名山の1番目の山として気になる山だった
また、学生時代にバイクツーリングで北海道を訪れた時に見た利尻岳は、海上から突き出たその山の形が非常に美しく、その頃は山に興味はなかったが印象に残っていた
2006年当時まだ山登りを始めたばかりだった自分は、アクセスもしづらく周りに登ったことのある人もいなかったため、お盆休みのメインイベントとして利尻岳を登ろうと決心し、バイクツーリングをしながら利尻島へ向かった
利尻岳りしりだけ紹介
基本スペック
- 所在県:北海道
- 標高:1,721m
- 日本百名山第1座
深田久弥 百名山からの引用
礼文島から眺めた夕方の利尻岳の美しく烈しい姿を、私は忘れることが出来ない。海一つ距ててそれは立っていた。利尻富士と呼ばれる整った形よりも、むしろ鋭い岩のそそり立つ形で、それは立っていた
島全体が一つの山を形成し、しかもその高さが千七百米もあるような山は、日本には利尻岳以外にはない。
こんな見事な海上の山は利尻岳だけである
利尻岳りしりだけアクセス
利用した登山口(鴛泊おしどまり登山ルート)
鴛泊(おしどまり)登山ルートを利用しました
こちらは、利尻北麓野営場が3合目となっている登山ルートです
距離:13km
標準コースタイム:10時間
標高差:1490m
宿泊利用場所
私はバイクキャンプツーリングをしながら利尻島まで来ました
キャンプ道具を積んでいたので、利尻北麓野営場に宿泊しました
ここは、鴛泊登山ルートの3合目になっています
写真が残っていないので、他の方の記事を紹介します
索楽【北海道観光】利尻島 北麓野営場!利尻山登山口でキャンプ
登山記録
2006年8月12日に登頂しました
ロングコースなので、早朝から北麓野営場(3合目)をスタートです
午後は天候も不安定になりがちなので、早朝からスタートすることをお勧めします
初めは樹林帯の中を歩くため、ヘッドライトを準備したほうがいいでしょう
4合目

利尻岳 4合目
早朝スタートで、しかも樹林帯の中を歩くため、初めはかなり暗かったです
早朝歩く方はヘッドライトを用意した方が良さそうです

利尻岳 4合目付近は林の中を歩く
始めは緑の濃い樹林帯を歩いていきます
道は分かりやすく、マーキングもしっかりしているので道迷いの心配はほとんどありませんでした

整備している人に感謝です
5合目〜8合目

利尻岳 5合目 徐々に視界がひらけ始める
樹林帯を抜け、6合目あたりから視界がひらけてきました
ただ、低い樹林は依然として残っていて、木を避けようと屈みながら登っていくスタイルを強いられ、徐々に体力を削られていきました

地味にきつい

利尻岳 5合目付近から見えた礼文島
標高が上がるにつれて、視界も開けてきます
途中 礼文島を見ることができました
利尻岳はガスが立ち込めることが多いようなので、見える時に景色を楽しんでおきます

利尻岳 5合目〜8合目。だいぶ高度感が出てきた

利尻岳 5合目〜8合目。街が遠くに見える
海も綺麗です
色鮮やかで自然とテンションが上がっていきます
8合目

利尻岳8合目
8合目 長官山に到着しました
長官山は見晴らしも良く、良い休憩スポットです
ここからは、まだまだ登らなくてはいけないのでしっかりと休憩をとりました
冷たい風が強く吹く場面もあり、夏であってもしっかりと防寒着の準備は必要ですね

北海道なので油断は禁物

利尻岳8合目 ガスによって変わる表情を楽しむ
すぐにガスってきましたが、これもまた幻想的な雰囲気でいい感じです

利尻岳 8合目 長官山は休憩ポイント

利尻岳 8合目〜9合目。山の影が雲に映る
山の影が雲に映っています

虹がはっきり見えればブロッケン現象ってやつですね

利尻岳 8合目〜9合目。徐々に山頂へ近づいていく
気合を入れ直して山頂を目指します
9合目

利尻岳9合目
だいぶ山頂に近づいてきましたが、ここからが正念場のようです。。。

利尻岳 9合目〜山頂。ガスの切れ間から景色を楽しむ

利尻岳 9合目〜山頂。綺麗な稜線
山頂

利尻岳 山頂 祠
ようやく山頂へ!初めはガスっていましたが、徐々に霧が晴れてきました
利尻岳のガス状況はかなり変化するので、時間と体力がある方は初めガスっていてもしばらく待っていればガスが取れて素晴らしい景色が見えるかもしれませんよ

利尻岳 山頂からの景色
粘っていたら一瞬視界がクリアなったのでパチリ

これはラッキー♪
景色を堪能後、下山しました
登山後の温泉
利尻富士温泉を利用しました
とにかく疲れていたため、非常に気持ちよかった記憶があります
おまけ

利尻島と言えば・・・ウニ丼

さらば利尻島

気持ちよく登山をして、温泉に入り、ウニ丼を食べるなんて幸せですなぁ
いつの日か利尻島に2週間くらい滞在して、すべての登山ルートをじっくりと登りたいです
Sky hiker
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